皆さんこんにちは。
今日は僕が987.2ボクスターSを選んだ理由についてご紹介したいと思います。
車選びの話をすると「なんでその車にしたの?」と聞かれることがよくあります。
せっかくなので今回は、大きいところからブレイクダウンして、
・メーカー:なぜポルシェだったのか
・世代:なぜ987後期(987.2)だったのか
・モデル:なぜボクスターだったのか
・個体:なぜこの個体だったのか
という順番で紹介していきたいと思います。
【結論】
私が987.2ボクスターSを選んだ理由は、
◆メーカー:なぜポルシェだったのか
・子どもの頃から憧れていたポルシェに乗りたかった
◆世代:なぜ987後期(987.2)だったのか
・水冷ポルシェ初期の弱点を克服した世代だった
・油圧パワステとMTによるアナログな運転感覚を楽しみたかった
◆モデル:なぜボクスターだったのか
・オープンカーに乗りたかった
・オープンであることを前提に開発された車両に乗りたかった
◆個体:なぜこの個体だったのか
・左ハンドル
・MT
・PASM付き
・シルバー
という、自分なりのこだわりを満たしていたことです。
理想の仕様になかなか出会えず、購入までに3年かかりました。
今でも「待って良かった」と思える1台です。
後述しますが、スポーツエキゾースト(PSE)と純正LSDも装着されており、自分にとってはこの上ない仕様でした。
それでは、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
◆メーカー:なぜポルシェだったのか
これは語り始めると長いのですが、書きたいと思います。
とにかく小さいころからポルシェというメーカーを強く意識していて、中学生から高校生にかけてはポルシェ公式サイトのコンフィギュレーターをやりまくっていました。
なぜそんなに意識していたのか?
↓コイツのせいです。
Need for Speed Porsche Unleashed

このゲームを、小学2年生か3年生の時に父親が買ってきてくれたのがきっかけでした。
当時のWindows XPにインストールして、それこそ朝から晩まで遊んでいました。
面白いのが、通常のニードフォースピードシリーズと違って大真面目にポルシェの歴史をたどりながら進んでいくんです。
ファクトリードライバーとして腕を磨き、レースに勝ちながら新しい世代のポルシェを手に入れていく。
356から996まで収録されていて、特に986ボクスターが乗りやすくてめちゃくちゃ使っていました。
(なお最近買い直して、またハマっています。)
以来、「いつかポルシェを所有する」というのが大人になった時の目標の一つになりました。
中学生になると、997や987をコンフィギュレーターでいじくり回していました。
当時997カレラが1000万円ちょっと。
「このくらいなら大人になればイケるんじゃね!?」と勝手に妄想していました。
他にも理由を挙げると、
・リアにかけての流麗なライン(特に大きなお尻がね、エッ○ですよね)
・キープコンセプトで作り続ける歴史と組織力
・速い車を作れるメーカーもあるし、壊れない車を作れるメーカーもある。でも速くて壊れない車を作れるのはポルシェだけだと思っていたこと(今は色々現実を知って、「そこまで単純じゃないな」と思っていますが笑)
などがあります。

↑流麗ですね
購入後に改めて感じたこともあります。
・NAフラット6の咆哮が素晴らしい
・アクセル、ブレーキ、ステアリングに対するクルマの反応がとても素直
好きになって良かったなと思わせる、本当に憎いやつです。
◆世代:なぜ987後期(987.2)だったのか
水冷ポルシェ初期の弱点を克服した世代だった
選べる中でなるべく壊れにくい選択肢を取る。
これが僕の輸入車選びの基本方針です。
不要な地雷は踏まない。
その考えから987後期を選びました。
6系世代で水冷化したポルシェは、M96・M97系エンジンを搭載していました。
これらのエンジンには有名な弱点があります。
① IMSベアリング問題
インターミディエイトシャフトベアリングが破損し、エンジン内部へ深刻なダメージを与える可能性があります。
② ボアスコアリング
シリンダー内面に傷が入り、重症化するとエンジンオーバーホールが必要になることもあります。
その点987後期では、
・クローズドデッキを採用した9A1(MA1)エンジンを搭載
・IMSシャフトおよびベアリングを廃止
と、大きく設計が変更されました。
当時の私は、
「できるだけ壊れにくいポルシェを選びたい」
と考えていたため、987後期を選びました。
もっとも、今になって振り返るとM96・M97系にも対策品や確立された修理方法があります。
逆に9A1系にも近年は不具合事例が出てきています。
結局のところ、どのエンジンにも弱点はあるんだなと感じています。
アナログな運転感覚を楽しみたかった
・油圧パワステで生々しい感触を得られること
・手動式サイドブレーキが付いていてサイドターンができること(できませんけどw)
このあたりも大きなポイントでした。
◆モデル:なぜボクスターだったのか
オープンカーであること
昔は
「オープンカーは車体剛性ガ〜」「サーキット走行時の制限ガ〜」「周りの目ガ〜」
と思っていました。
ですが20歳の時にNDロードスターを借りて乗った瞬間、そんな考えは吹き飛びました。
屋根が開くって本当に気持ちいいです。まるで空飛ぶ絨毯です。
剛性?周りの目?
関係ありません。
サーキット?屋根を閉めれば大体OKです。
ダメならロールケージを入れればいいんです。
最初からオープンカーとして開発された車だった
だから911カブリオレではないんです。(もちろん予算の問題もありますが!)
丸っこいデザインが好きだった
981以降のシャープなデザインも好きです。
でも僕は987の少し丸みを帯びたデザインの方が好みでした。
特にドア周りやライト周りが好きです。
経済的理由
予算上限は500万円でした。(現実大事。家族あっての自分。)
◆個体:なぜこの個体だったのか
・PASM付き
・PSE付き
・純正LSD付き
・シルバー
・MT
・左ハンドル
でした。
PSEはついててラッキーくらいに思っていたのですが、結果として特に重要でした。
997後期や987後期は車外騒音規制の影響もあって、標準状態だとかなり静かです。
PSEがなければ物足りなかったかもしれません。
純正LSDは現車確認時のサプライズでした。
シルバーも絶対条件でした。
本命はGTシルバーでしたが、購入したのはプラチナシルバー。
987後期〜981初期だけに設定された珍しい色で、これはこれで気に入っています。
MTも譲れません。PDKも素晴らしいと思いますが、やっぱり私はMTが好きです。
左ハンドルは完全に趣味です。本国仕様への憧れがありました。
さらに、
走り系オプションはてんこ盛りなのに、
・ハロゲンライト
・マニュアルエアコン
という漢仕様。
そこも妙に気に入りました。
シルバー・左ハンドル・MT。
条件だけ見ると大したことがないように見えるかもしれません。
しかし、この条件を満たす987.2は驚くほど少なく、私は理想の1台に出会うまで3年かかりました。
本命は2.9Lでしたが、オプション豊富な2.9Lがほとんど見つからず、最終的に3.4Lを選びました。
今では箱替えしたくても、同じ満足度の個体が見つかる気がしません。
それが今の悩みです(笑)
まとめ
どうでしょう?
987.2後期、魅力的に映りませんか?
987.2は最新のポルシェではありません。
最終モデルイヤーは2012年で、すでに10年以上が経過しています。
現行スポーツカーの方が快適でしょうし、速いでしょう。
古さを感じる場面もあります。
それでも、
油圧パワステの感触。
MTを操作する楽しさ。
オープンカーならではの開放感。
それらは今でも全く色褪せていません。
今でもガレージに停まっている姿を見るたびに、「待って良かった」と思います。
これから987や981を検討される方の参考になれば幸いです。
皆さんもぜひポルシェ沼へ…(*’∀’)

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